トヨタコネクティッド創立20周年 代表からのご挨拶

代表からのご挨拶

トヨタコネクティッド株式会社 代表取締役社長・CEO 友山茂樹

トヨタコネクティッドは、令和2年10月6日を持ちまして創立20周年を迎えました。
これもひとえに皆様方の熱いご支援と温かい激励の賜でございます。
心より厚く御礼申し上げます。

20年前、弊社はトヨタ自動車(株)から分社し、ガズーメディアサービス(株)として創業しましたが、その源流は、さらにその4年前の1996年、豊田章男(現在のトヨタ自動車取締役社長)が始めた販売分野の物流改善プロジェクトにありました。
当時、私の直属の上司であった豊田課長は、私も含め約70人からなる業務改善支援室を設立し、全国のトヨタ販売店で、TPSの考え方に基づき、販売やサービスのリードタイムを短縮する活動を始めたのです。その想いは、「メーカーと販売店、お客様をもっとジャストインタイムにつなげたい」というものでした。

その泥臭い現地現物の改善活動から、ITを活用したクルマ情報システム「GAZOO」など、革新的なITサービスが次々と生まれました。しかし、それらは、トヨタ社内では理解されがたい存在であり、「自動車メーカーがなんでITベンチャーみたいなことをやるのか?」というように、周囲からは白い目で見られていたのです。
豊田と私は、ITサービス事業をトヨタからスピンオフさせることを決意しました。結果的に、それが弊社の創業につながり、豊田が初代社長に、私が副社長に就任し、従業員わずか24名でスタートしました。主力事業は、コンビニチェーンから店舗に設置するマルチメディア端末の開発、製造、保守を請け負いました。

それが現在は、国内のほか海外に6つの事業体を持ち、グループ従業員1400名というIT企業に成長しました。主力事業もトヨタ、レクサス車に提供するコネクティッドサービスの開発、運営となり、対象とする自動車メーカーも拡大しつつあります。
けして順風満帆の道のりではありませんでしたが、多くの困難を乗り越えてここまで来れたのは、「人、クルマ、社会をつなぐ」と言う、大きな「虹」を掲げ、それに共感した多くの仲間達が一つ一つ努力を積み重ねてきた結果であると認識しております。
創立20周年を迎えるに当たり、今一度、創業の原点に立ちかえり、新たな成長を目指すために、トヨタコネクティッド20年の物語を、「虹を架ける仲間達」と題して連載することになりました。

自動車業界はいま100年に一度の大きな変革期を迎えています。そのような中、弊社の役割と責任は大きく、これを機に、今一度創業の精神に立ち返り、新価値の創造に取り組んで参りたいと思います。

今後とも、ご支援ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。

トヨタコネクティッド株式会社
代表取締役社長・CEO 友山茂樹