ユーザーの立場に立った
コネクティッドな未来に向けて

先行企画部 技術企画室 UXデザインG Yuki.H(入社2年目)

先行企画部 技術企画室 UXデザインG Yuki.H(入社2年目) 先行企画部 技術企画室 UXデザインG Yuki.H(入社2年目)

これからのコネクティッド社会を作っていく会社

私がトヨタコネクティッドに入社を決めた理由は大きく2つあります。1つは「自分のアイデアを形にすることができるのが面白そうだった」から。もう1つは、「常に変化のある環境に身を置きたい」という考えからです。

先進的な事業に取り組むIT企業は他にも多くありますが、トヨタ自動車を親会社にもつ当社ではさまざまなビッグデータを集められることから、それらを活用したサービスやシステムを提案、開発していくことができる稀有な存在です。これから先、今以上に人とクルマ、クルマと社会がつながっていく中で、どんな面白いアイデアが生まれ、それを実現することができるのか!それを想像するだけでもワクワクしませんか?トヨタコネクティッドは、そんな新しい社会を実現するために欠かせない存在だといえます。

多様な人たちとの接点がイノベーションを起こす

入社して働きながら、初めて感じるようになった魅力もあります。例えば、ここでは優秀な若手からベテランまで、さまざまなキャリアやスキルをもった方々と接点を持つことができるという点です。メンバー全体のレベルが高いだけでなく、年齢の近い若手の方でもプロジェクトの中で大きな役割を任されているなど、年齢やキャリアを問わず、さまざまなチャンスがあることを改めて実感しています。

職場であるGLIPはコミュニケーションのとりやすい空間で、同じチームのメンバーに留まらず、他の部署の人や年齢の離れた方とも話しやすい雰囲気があります。またITツールなどのDX環境については、不便さを新しいアイデアの源泉と捉え、使う人たちが自分たちにとって良い環境は何なのかを考えながら、GLIP全体で環境整備に取り組んでいます。まだ新しい施設なので、使いながらどんな風に進化していくのか楽しみですね。

UXの観点からコネクティッドな社会をデザインする

UXの観点からコネクティッドな社会をデザインする

現在はクルマの運転席まわりのデザインを作るチームで、UXリサーチを担当しています。具体的には、デザインのコンセプトやユーザビリティについて、一般の方々を対象にテストを実施、その結果から、「ユーザーが使いにくい点はどこなのか?」「ユーザーが本当に求めている価値は何なのか?」という自分たちが立てた仮説に対して、ユーザーの目線に立った分析を行います。適切なテスト手法を選択して解を得るためには、プロジェクトのこともユーザーのことも理解する必要があるため業務は多岐にわたりますが、プロダクトの方向性を左右する重要な役割として、とてもやりがいがあります。

これからの目標は、まずはリサーチ業務を中心にUXデザインの土俵で力をつけること。将来的には、プロダクトの企画から運用まで、こだわりをもってディレクションできる人材を目指したいと考えています。今後、クルマが人々の生活にコネクティッドしていく中で、よりUXの観点に立ったアイデアを考えて、実現していきたい!ユーザーがずっとそばに置いておきたくなるようなプロダクトをつくりたいですね。

大きな変革期を迎えている
自動車業界の当事者になる。

先行企画部 技術企画室 UXデザインG Takuro.O(入社2年目)

先行企画部 技術企画室 UXデザインG Takuro.O(入社2年目) 先行企画部 技術企画室 UXデザインG Takuro.O(入社2年目)

世の中のトレンドの最先端で働きたい

元々新しいものが好きなタイプで、学部では半導体を、大学院では情報系に進み、VRの研究に携わっていました。自動車業界に興味をもったきっかけは、ちょうど私が就職活動を始めた頃に、雑誌で「今、自動車業界は100年に一度の変革期にある」という記事を読んだことです。そこから自動車とさまざまなものがつながっていくコネクティッドの社会に興味を持ち、「携われたら面白そう」と考えるようになりました。

入社して驚いたのは、トヨタコネクティッドはトヨタ自動車の子会社という立ち位置ですが、親会社から言われるままの開発を行う存在ではなかったことです。自社で事業を立ち上げたり、トヨタ自動車と共同で行うプロジェクトでも、あくまでもパートナーとして対等な立場で意見を言ったり、提案できる関係にあるということ。想像以上に、自分たちのアイデアを形にできる環境があると感じています。

ユーザーの声を聞き、開発現場で生かす

入社後は、社会人マナーなどの導入研修に始まり、プログラムについての講習や社内で運用されるツールの作成など、さまざまな研修を通じて、約1年を掛けて、当社の業務について学んだり、技術者としての基礎知識を身につけることができました。

中でも印象的だったのは、トヨタ自動車がユーザーに提供している“コネクティッドサービス”のオペレーターサービスを経験したこと。同サービスの一つにオペレーターがお客様に代わって、遠隔操作でカーナビゲーションの目的地を設定するサービスがあるのですが、「世の中にはカーナビゲーションをこんな風に使っている人がいるんだ」とか、「この部分の操作がユーザーには分かりにくいんだな」など、ここでしか知ることのできない新たな発見がありました。

開発のさらにその先を目指して

現在私は、自動車の運転席まわりのデザインなどを行っているチームで、カーナビゲーション画面の開発を行っています。この仕事の魅力は、何といっても“運転席”という多くの人の目に触れる場所の開発に携わることができることです。デザイナーがデザインした画面レイアウトや画面遷移を忠実に再現できるようなプログラムを書けると、大きな達成感を得ることができます。

トヨタコネクティッドに入社して改めて感じているのは、「自分のアイデアが形になる楽しさ」です。今後は、まずは自分自身がエンジニアとしてのスキルを高めることはもちろん、将来は多くのメンバーを束ねながら、自分が本当に面白いと思うプロジェクトを実現させたいと考えています。

UXの観点からコネクティッドな社会をデザインする
GLIP内に描かれたトヨタ初テレマティクスサービス“G-BOOK”の壁画アート。車内からお客様の目線で当時の名古屋の街並みをみることができる。