コネクティッド技術部 アーキテクチャ室 室長 Tadashi.T
大学を卒業後、SIerに入社して主にオンプレミスでのインフラ構築や運用設計を担当。サービスの品質や性能を重視した取り組みを実施。2018年にTC入社後は、現場で最新のクラウド技術を習得しながら、より良いアーキテクチャや運用の検討や実践をする日々を過ごす。
※役職・部署は2022年取材時のものとなります
「40歳」という転機に新しいチャレンジを。
「もうすぐ40歳」という人生の節目が転職のきっかけでした。大手SIerに新卒入社して18年。お客さまの社内システムのインフラ構築を手掛け、前職には誇りも手応えも感じていました。しかし、人生の転機に「世の中に新しいサービスを提供できる分野でチャレンジしてみたい」という気持ちが強くなり、思い切ってTCに飛び込んだのです。
現在は、TCが展開するさまざまなコネクティッドサービスの基盤となるクラウドプラットフォームの構築や運用設計などを担当。これまでは、各サービスが個々にインフラを構築、運用していました。それらを標準プラットフォームに集約することで、アプリ開発の効率化や、セキュアで障害が発生しにくいシステムづくりに貢献できます。この仕事で大いに役立つのは、前職で培ったインフラ・運用に関する知識や、品質・コストを追求する姿勢。また、TCではベンダーと協業し、課題解決する場面も多いので、ベンダーマネジメントのスキルも活かせますね。
学びの「PDCA」でスキルを磨き続ける。
この仕事の面白いところは、先進的なクラウド技術の中でも、最新のベストプラクティスを、自分たちの取り組みに落とし込めるところ。クラウドネイティブのアーキテクチャを積極的に採用することで、各サービスのスムーズな運営や品質向上にも貢献できます。AWSやマイクロソフトのエンジニアに直接会い、相談できる機会も多く、知識を常に更新できるのも魅力。オフィシャル研修や認定資格取得なども会社がサポートしてくれるので、挑戦に追い風が吹く環境です。
また、最近ではアジャイル開発で進めるプロジェクトも増えています。TCではアライアンスを組むさまざまな有識者にアドバイスをもらい、第一線のノウハウを吸収することが可能です。
最先端の技術や知識をインプットし現場で実践、プロフェッショナルから学び、改善を重ねていく。そんな質の高い「PDCA」を活用しながら、先進の技術やスキルを磨き、自分を常にアップデートしていける。それが、TCでエンジニアとして働く醍醐味でもあるのです。
アウトプットでTCの技術的価値を高めたい。
今後も、プラットフォーム構築などを通してTCの提供するサービスに貢献していきます。さらに、そのプロセスで、わたしたちが得た技術やノウハウを対外的にもアピールしていきたい。たとえば、Techブログを立ち上げての情報発信や、セミナーで独自の取り組みを発表するなどの活動を考えています。情報発信により、TCの技術的価値を高められれば、メンバー一人ひとりの自信や満足感につながります。そんな機会をつくることも、室長のわたしの役割です。
TCが提供するのは、クルマと社会をつなぎ、移動を快適・安全にするさまざまなサービス。もし、システムに不具合や障害が発生すれば、各方面に与える影響は膨大です。「自分たちの仕事の先には多くのユーザーがいる」という緊張感と責任が、日々のモチベーションに繋がります。これまで積み上げたスキルや、新しく身につける先進的な技術で、社会に新しい価値を提供したいという人なら、きっとやりがいを感じられる仕事です。